2024-04-08
行動認識AIを通じて安全で快適な空間創出を目指す株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役CEO:木村大介、以下「アジラ」)が、地域社会とともに持続的に発展していくための仕組み創りを推し進める京浜急行電鉄株式会社(本社:神奈川県横浜市、取締役社長:川俣幸宏、以下「京急電鉄」)が運用する京急線屛風浦駅にて次世代のAI異常検知システムである『AI Security asilla(以下、asilla)』の実証実験を経て駅構内をはじめとした施設内外の安心安全へのasillaが果たす影響の検証を行い、本格導入が決定しましたことをここにご報告致します。
アジラと京急電鉄では2023年5月より屛風浦駅にて、『asilla』がお客様にとって駅構内を安全・安心にご利用頂くために、有益かを調べるため実証実験を行っておりました。この実証実験における検知事例やそれを元にした駅係員によるお客様への対応品質などを検証し、今後駅などの施設にAIを組み入れた施設運用を行うことで、お客様に安心して鉄道をご利用頂ける環境の構築に寄与できるとの結論をもって、この度AI異常検知システム『asilla』の本格導入をしていただく運びとなりました。
この度、弊社屛風浦駅における実証実験を経て、AI異常検知システム『AI Security asilla』を導入させていただきます。
京急線では、新しい生活様式の浸透や将来の生産年齢人口の減少を踏まえ、新しい駅営業形態を目指しており、屛風浦駅は一部時間帯においてスマートサポートシステム(※)によるご案内としております。今後も同様の駅を拡大していく予定であり、そのような環境下において万一の異常等が発生した際に、『AI Security asilla』による検知・通知で、適切な対応ができると期待しております。
※スマートサポートシステム・・・離れた監視駅からの遠隔監視・遠隔操作システム
また、実証実験期間中も随時、AI特有の学習によるバージョンアップ、検知精度向上に努めていただき、効果が見られました。この度、鉄道事業者として初の本導入が弊社であるということで、今後ともアジラ様とご一緒に、ご利用されるお客様へより一層の安全・安心を提供できるよう努めて参ります。
この度、京急電鉄様に弊社のAI異常検知システム『AI Security asilla』を本導入頂きましたこと誠に幸甚に存じます。と、申しますのも私共の知る限りAI産業が実世界にプロダクトとして参入してきている現在において、AIを利用した映像解析プロダクトを試験や実証実験のような形で鉄道事業者様におきまして導入される例はあれど、本格導入されたという例はあまり目にしたことがございません。
京急電鉄様と共同で以前より進めて参りました実証実験を通し、お客様が安心して快適に駅をご利用頂け、より一層の安全性の向上に『asilla』が一定の貢献を果たしたとご評価を頂いた結果、この度の本導入を決する決断に至ったものと受け止めております。
今後も飛び込み予兆検知やホームドア乗り越えなど、鉄道事業者様のお役に立てる昨日の精度のより一層の改善などを模索しつつ、あらゆる空間価値を高める社会インフラとなるミッションの遂行に励んで参ります。
実施場所:京急線 屛風浦駅
対象カメラ台数:16台
導入目的:駅構内における不審・危険行動検知・白杖・車いす検知機能
導入背景:お客様が安心して快適に利用できる駅構内の環境整備に努めています。この度、駅構内におけるより一層の安全性向上を目的に、AI異常検知システム『asilla』の本格導入を京急線屛風浦駅にて開始しました。
代表者:川俣幸宏
所在地:神奈川県横浜市西区高島1丁目2番8号
主な事業内容:交通事業、不動産事業、レジャー・サービス事業、流通事業、その他の事業
公式webサイト:https://www.keikyu.co.jp/
代表者:代表取締役CEO 木村 大介
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:AI警備システム『AI Security asilla』開発と販売
公式サイト:https://jp.asilla.com/
アジラの神田プレゼンテーションルームでは世界トップレベルの『行動認識AI』を搭載した最新の『AI Security asilla Ver2.4』を実際に体験することができます。
実際に体験してみると行動認識AIによる異常探知の流れなどのご理解が深くなるかと思います。
ご希望がございましたら開発責任者や弊社社長などへのインタビューなども承ります。
ご興味があるメディア様におきましては最下部のお問合せ先までお気軽にご連絡くださいませ。
『asilla』は、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システムです。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知します。映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落としも無くすことができます。
『asilla』は様々なものや様々な行動が検知対象です。
検知対象をAIが発見すると検知から1秒以内にモニターやメールなど、設定された通知先に発報いたします。
警備上、または施設管理上で大きな脅威になる火事を検知します。
火事を検知するためのセンサーなどの設置は消防法によって義務付けられているところではありますが、屋外をはじめとしたセンサーの検知範囲外での火災を検知することは難しい現状があります。
消防法で定められたエリア以外へセンサーを取り付け運用するコストと比べると、既存の防犯カメラで火災を検知する方がコスト的にも有利に働きます。
近年交通インフラや、公共施設などで頻発している不審物による交通遅延や施設の封鎖などが報道などで度々取り上げられる問題になっています。
これらの原因となっている置き去りにされた荷物などのいわゆる「不審物」を自動検知するアップデートが予定されています。
このアップデートにより期待出来ることとして、単純な忘れ物だった場合に持ち主を特定してすぐに返還業務へ移れることや、脅威のある不審物を早期に排除することが出来るため施設やインフラをご利用のお客様への影響が最小限に抑えられることなどが挙げられます。
各カメラにおける行動をAIが自律学習し、通常から逸脱した動きを「違和感」として検知。予期しない危険行動を即時通知することで、事件事故の未然防止に繋げます。
数百台規模のカメラ映像もAIが常に映像をモニタリング。異常が起きた際には自動で検知、即時通知し、人の眼だけでは捉えきれない些細な動きも見逃しません。
既設のカメラがそのまま利用可能。初期コストの負担が0。エンタープライズプランでは、サーバー1台で最大50台分のカメラ映像を解析でき、大規模な施設では運用コストも安価です。
ローカルで完結するネットワーク構成により外部へ映像流出するリスクがありません。
AI警備システム『asilla』は、今後もさらなるアップデートを予定しています。
https://jp.asilla.com/contacts
https://jp.asilla.com/post/202211-presen
AI憲章:https://jp.asilla.com/ai-charter
情報セキュリティ方針:https://jp.asilla.com/security
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利用規約:https://jp.asilla.com/termsofservice
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株式会社アジラ 広報担当 松田
Email:pr@asilla.jp
TEL:080-3404-2743