2025-07-04
【概要】大阪大学は国立大学として初めて、来館者の長時間の滞留や不審な動きを検知・通知するAI警備システムを大阪大学箕面キャンパスに導入しました。AI警備システムは、株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役 CEO 兼 COO 尾上剛)が納入しました。これにより、学生やキャンパスを利用される市民のみなさまの安全を保ちながら、地域に開かれたグローバルキャンパスの実現を支援してまいります。
大阪大学箕面キャンパス(大阪府箕面市船場東3丁目5番10号)
大阪大学外国語学部、大学院人文学研究科外国学専攻、日本学専攻(応用日本学コース)、日本語日本文化教育センター等を中心とする大阪大学箕面キャンパス(大阪府箕面市船場東3丁目5番10号)は、市民に開かれた「世界と市民を結ぶキャンパス:大阪大学グローバルキャンパス※1」を目指して、2021年4月に開学しました。1階のメインエントランスや、箕面船場阪大前駅直結のデッキからつながる3階の入口は誰でも出入りが可能となっており、キャンパス内で開催される市民向けの講座やイベントには常に多くの方が訪れています。
イベント時の様子(3階ピロティ)
学生・利用者の安全を保つことを目的に館内には数多くの防犯カメラが設置されていますが、その映像すべてをリアルタイムで人間が目視確認するのは困難で、不特定多数の方が出入りする箕面キャンパスの安全を担保することが課題となっていました。
地域に開かれたキャンパスを継続しながら、警備体制を強化するため、箕面キャンパスでは2024年10月から株式会社アジラの提供する警備システム「AI security asilla※2」を試験的に導入し、今般、本格導入に至りました。「AI security asilla」では、長時間の滞留や不審な動きをリアルタイムで検知し、アラームで知らせることができます。さらに学習機能により、その精度は日々向上し、警備の質を高めていくことができます。また、今後のさらなる機能充実により、キャンパス内の人流測定などに活用することも期待されています。
AI警備システム等の活用により、大阪大学は一層安心で快適な箕面キャンパスを「世界と市民を結ぶキャンパス:大阪大学グローバルキャンパス」として地域社会との共創を進め、大学と地域社会の価値向上を目指してまいります。
<大阪大学グローバルキャンパスの取り組みに関すること>
大阪大学人文学研究科箕面事務部事業推進係
TEL:072-730-5013 E-mail: jinbun-minoh-jigyo@office.osaka-u.ac.jp
<「AI security asilla」AIカメラの機能に関すること>
株式会社アジラ 広報担当 濱崎
TEL:080-3356-4502 E-mail: pr@asilla.jp
※1 大阪大学グローバルキャンパス
大阪大学のモットーである「地域に生き世界に伸びる」を体現すべく、大阪大学グローバルキャンパス(箕面キャンパス)では、 世界中の言語・文化研究を地域のみなさまと共有するイベントや講座を企画しています。
※2 AI Security asilla
既存の防犯カメラ映像をAIが解析し、異常行動(暴力、転倒、侵入など)や、注意行動(徘徊、混雑、体調不良など)をリアルタイムで検知するシステムです。24時間365日、AIが映像を監視することで、警備員の負担を軽減し、より迅速かつ正確な対応を可能にします。
※外部機器連携機能、Buddycom連携機能については箕面キャンパスでは未導入
大阪大学から 大阪科学・大学記者クラブ、文部科学記者会、科学記者会
株式会社アジラから 関係各報道機関
代表者:代表取締役CEO 兼 COO 尾上 剛
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:AI警備システム『AI Security asilla』開発と販売
公式サイト:https://jp.asilla.com/
AI憲章:https://jp.asilla.com/ai-charter
情報セキュリティ方針:https://jp.asilla.com/security
プライバシーポリシー:https://jp.asilla.com/privacypolicy
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