AI Security asilla、施設警備を「検知」から「対応」までつなぐプラットフォームへ~Ver5.0で人・車両、屋内・屋外を横断。インカムやシャッターなどの既存設備と連携し、施設全体の警備力を強化~

2026-08-27

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製品紹介

「テクノロジーの力で安心で快適な世界へ」をビジョンに掲げる株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役CEO 尾上 剛、以下「アジラ」)は、AI警備システム「AI Security asilla(以下「asilla」)」の最新バージョン「Ver5.0」を、2026年8月19日(水)にリリースしたことをお知らせいたします。

Ver5.0は、「asilla」が支援できる警備業務の範囲を大きく広げるアップデートです。根幹である行動認識AIに防犯特化型VLM「AsillaVision」を掛け合わせて対応が必要な事象に絞って通知できるようにしたほか、対応する領域を外構部まで拡大し、人と車両、屋内と屋外を横断して施設全体を捉えます。既存の導入施設へは順次適用してまいります。

開発の背景

警備業界では、人材不足と従事者の高齢化が深刻化しています。一方で警備員が担う業務は、館内の巡回にとどまらず、外周や駐車場の見回り、防災センターでのモニター確認、通知を受けてから駆けつけるかどうかの見極めまで、施設全体に及びます。
限られた人員でこの広い業務範囲をどう維持するかが、現場の大きな課題となっています。

アジラは2015年の創業以来、人の行動を映像から理解する行動認識AIの研究開発に特化してきました。その技術を活用したasillaは2022年のリリース以来、国内外およそ250の施設で導入され、警備現場での実績を積み重ねています。
アジラは「現場で使えるAI」を追求し、AI警備ツールから警備業務全体を支援するプラットフォームへの進化を進めてきました。約3年にわたる運用を通じて、現場の課題により深く応えるには、asillaが支援できる範囲を広げる必要があると考えました。

Ver5.0では、根幹である行動認識AIに防犯特化型VLM「AsillaVision」を掛け合わせ、3年にわたる現場運用で得た知見をもとに、対応が必要な事象に絞って通知できるようにしました。
あわせて対応する領域を外構部まで拡大し、駐車場・駐輪場・敷地外周についても、館内と同じように防災センターから常時把握できるようになり、異変が生じた際の早期対応が可能となります。

警備業務の省力化と、通知一件ずつの質の向上を同時に実現します。

機能概要

1. 防犯特化型VLM「AsillaVision」による解析の適用範囲を拡大

行動認識AIが捉えた事象について、「AsillaVision」が周囲の状況まで含めて解析する機能です。
映像に写る人物の様子や周辺の状況といった文脈まで読み込むことで、通知すべき事象かどうかを見極めます。

<主な活用例>

  • 床に横たわる人を検知した際に、転倒なのか、休憩や作業によるものなのかを見極めて通知
  • エスカレーターの乗降部で人が留まっている状態を検知した際に、靴が挟まるなどのトラブルなのか、清掃作業によるものなのかを見極めて通知

「AsillaVision」は、警備現場で蓄積した防犯カメラ映像データ※1をもとにアジラが開発した、防犯領域特化の国産VLMです。施設内のサーバー上で動作するため、映像を施設外へ送信することなく運用できます。先行導入では、行動認識AIとの組み合わせにより、従来手法と比べて検知精度を最大約8割向上させることを確認しています※2。

※1 データの収集・利用にあたっては、導入施設の同意を得たうえで匿名化処理を施しています。
※2 先行導入先での運用データおよび自社検証に基づく、従来手法との比較値(対象:転倒・喧嘩、検証期間:2026年3月〜5月)

2. 「車両検知」「自転車検知」の正式版提供

Ver4.4よりオープンβ版として提供してまいりました、車両検知(進入・長時間停車)および自転車検知(駐輪・長時間放置)を、正式版として提供します。
駐車場・駐輪場・敷地外周についても、館内と同じように防災センターから常時把握できるようになり、異変が生じた際の早期対応が可能となります。

<主な活用例>

  • 営業時間外における敷地内への進入車両の早期発見
  • 駐車禁止エリアでの不正駐車・長時間停車の検知
  • 駐輪禁止エリアにおける駐輪の即時検知
  • 深夜・休日など無人時間帯における放置自転車の把握
車両検知(侵入)検知後の通知画面イメージ

今後の展望

アジラは「現場で使えるAI」警備を追求し、警備現場の実情に寄り添ったシステム開発を進めています。
今回のアップデートは、asillaが支援できる範囲を広げることで、日常の運用負荷を減らしながら施設全体の安全を支えることを目的としています。
今後も現場での運用を通じて得た知見を反映し、機能性と運用性の両面からアップデートを重ねることで、お客様の安心・安全な施設運営に貢献してまいります。

株式会社アジラ 執行役員CPO 鈴木 由香 コメント

警備の現場でAIを活用するうえで、私たちが大切にしているのは、AIが現場に新たな負担を生まないことです。どれだけ高度な技術であっても、確認や操作が増え、普段の業務から切り離されていては、現場で使い続けることはできません。

そのために必要なのが、異変を的確に捉える高い検知力と、検知した情報が日々の警備業務へ自然につながる仕組みです。Ver5.0では、行動認識AIと防犯特化型VLMを組み合わせて検知力を高めるとともに、対象を館内の人から、駐車場や敷地外周の車両・自転車へと広げました。

さらに、すでに実装しているインカム、スピーカー、パトランプ、シャッターなどとの連携を組み合わせることで、検知した異変を、警備員への共有や設備を通じた初動対応へつなげられます。

私たちが目指しているのは、AIを使うための業務を増やすことではなく、普段の警備業務のなかでAIが自然に働き、人の判断と対応を支える状態です。asillaを、現場の負担を増やすことなく施設全体の警備力を高める基盤として、お客様とともに育ててまいります。

「AI Security asilla」とは

既存の防犯カメラ映像をAIが24時間365日解析し、暴力、転倒、侵入などの異常行動や、徘徊、混雑、体調不良などの注意行動を瞬時に検知するシステムです。警備人材不足が深刻化する中、人によるモニタリングでは見逃しやすい異変を捉え、警備員や管理者に即座に通知。既設カメラをそのまま活用できるため設備投資が不要で、限られた人員でも高い安全性を維持できる次世代セキュリティソリューションです。

株式会社アジラ

代表者:代表取締役CEO 尾上 剛
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:行動認識AIをベースとした各種プロダクト・ソリューションの開発・提供
公式webサイト:https://jp.asilla.com/

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社アジラ
広報担当:中村
Email:pr@asilla.jp

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