万引きGメンの頭脳をAIに移植!映像から万引き犯を洗い出し検挙・防犯に活かす新時代のAI開発に向けてアジラとトスネットが業務提携

2024-04-17

#
ニュース

既存の警備にAIを融合させた「安心3.0」の世界観を提唱する株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役CEO:木村大介、以下「アジラ」)と、SMILE & SECURITYを掲げ、安心して暮らせる社会づくりを目指す株式会社トスネット(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:氏家仁、以下「トスネット」)は万引き防止・検知を目指すAIと、雑踏での防犯カメラ映像をリアルタイムで解析して不審者や困っている方を検知するAIの主に2分野での新たなAIの開発において業務提携を結ぶことで合意しました。

今回の業務提携ではアジラが独自開発を行っている世界トップクラスの「行動認識AI」のコア技術を元に、トスネットの得意分野である雑踏警備や交通誘導などの知見を融合させることでオープンなエリアでの不審者の事前検知や、急病人の発生などお困りの方の早期介助を目指します。

また、万引きGメンを店舗に派遣するなど店内保安を専門に行っているトスネットの子会社である株式会社日本保安(本社:千葉県千葉市、代表取締役:青柳秀夫、以下「日本保安」)が保有する、膨大な万引き犯に関する統計データや、現役のトップクラスの万引きGメンの万引き犯による挙動や物理的要素などのノウハウを取り込んだAIを「行動認識AI」に組み込むことで、映像を解析して万引き犯を検出することを目指します。

年間8,000億円を超えるとも言われる万引きによる被害額

万引きによる被害額は年間8,000億円を超えるとも言われており、警察庁の発表によると、昨年の万引きの認知件数だけでも8万件を超える身近とも言える犯罪行為です。

日本保安では様々な店舗への万引きGメンの派遣を通じて得た膨大な万引き犯に関する統計データを保有しており、統計から読み取れる万引き犯の所作などをAIに学習させることを目指します。

また、前線で活躍する熟練の万引きGメンの経験によるノウハウをご提供頂き、AIに反映させることで映像データから万引き犯や万引きの予兆を検知することで小売業における商品ロス率を下げ、健全な経営に注力できる社会を目指します。

お祭りなどの雑踏での事件事故を防ぐミッションに挑む

大規模なお祭りやイベントには様々なお客様が来場し、動線の混雑や人混みのなかで動きが取れなくなってしまう急病人や車椅子ユーザーなど助けが必要な方もいらっしゃいます。

また、まれに将棋倒しなどの大きな事故が発生することもある雑踏における警備は年々重要性が増してきており、イベント開催時などの警備計画の策定などには慎重さが求められています。

雑踏における警備は非常に流動的で、警備員やイベントスタッフの目が行き届かないエリアも存在してしまうことがあります。

今回の業務提携ではこれらの死角をカメラ映像でカバーすることや、設定した混雑度合いが危険領域に達する前に検知することで人流を促し混雑による事故の事前予防を図ることなどを試みます。

トスネットがこれまでに積み重ねた実績によるイベントなどにおける警備・運用のノウハウを、人間を見守る「行動認識AI」にフィードバックさせることで会場の安心と安全をより強固に守ります。

また、映像に映る人物の中から具合の悪い方を見つけ出したり、不審行動を行っている人物を検知したりすることで困っている方の早期介助や、事件を未然に防ぐことなどを目指します。

今回の業務提携の概要

1.万引き犯の検知を主とした店内保安システムに関する業務

2.二号警備における映像解析AIの活用と機能開発に関する業務

業務提携にあたっての各社コメント

- 株式会社トスネット 代表取締役社長 氏家仁

この度、世界トップクラスの行動認識AI技術を持つアジラ様との業務提携を発表できることを、心より嬉しく思います。

アジラ様の先進的な行動認識AI技術を導入することで、私たちの施設警備サービスの質と効率が格段に向上することが期待されます。加えて、店内保安やイベント警備といった、私たちが手掛ける多岐にわたるサービス分野においても、アジラ様の技術は大いに活用できると考えています。

この業務提携により、警備業務の質の向上はもとより、人口減少に伴う警備員不足という社会的課題への対応にも、前向きに取り組むことができると確信しています。AI技術の持つ可能性を最大限に活かし、これまで以上に地域社会の安全と安心に貢献して参ります。

- 株式会社アジラ 代表取締役CEO 木村大介

東北絆まつりをはじめとした超大型イベントの運営・警備などのご経験が豊富で、様々な知見をお持ちのトスネット様と業務提携を結べたことは、アジラにとって大きな意味を持つものと承知しております。

これまで私達のAIに施設警備現場での経験させることが出来ていましたが、今後はイベントやお祭りなどの雑踏における見守り経験をさせてあげられる環境をトスネット様にご提供頂けるようになり、「AI Security asilla」がますます進化することに大きな期待を抱いております。

また、トスネット様の子会社である日本保安様の持つ情報資産や、現役の万引きGメンからの経験を反映させることで、様々な施設様からご要望の多い「万引き対策」にasillaがお応えできる日も近いのではないかと考えています。

トスネット様は警備員の人手不足や、警備品質の向上などの業界が抱える課題への先見性をお持ちで、弊社のAI技術に着目頂いたことももちろん喜ばしいのですが、今後の地域社会の安心を作り出すパートナーに選んで頂いたことを誇りに、あらゆる空間価値を高める社会インフラとなることを目指します。

株式会社トスネットについて

トスネットグループは、「SMILE & SECURITY」をモットーとして、様々な安全・安心事業を通して、多くの人々が笑顔になり、安心して暮らせる社会づくりに貢献しています。

幅広い警備サービス(施設・交通誘導・イベント・店内保安等)を、東日本一円と沖縄に広がる90拠点のネットワークで提供しています。また電源車による電源供給サービスを全国で展開し、災害対応も行っています。警備業務のDX化を進め、効率的で高付加価値のサービスを目指しています。

株式会社トスネット

代表者:代表取締役社長 氏家 仁

    代表取締役専務 佐藤 雅彦

所在地:宮城県仙台市宮城野区宮城野1丁目10番1号

事業内容:警備事業・電源供給事業・メーリングサービス事業・人材派遣事業・ビルメンテナンス事業

上場:東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:4754)

公式サイト: https://tosnet.co.jp

株式会社アジラ

代表者:代表取締役CEO 木村 大介
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:AI警備システム『AI Security asilla』開発と販売
公式サイト:https://jp.asilla.com/

プレスの皆様へ‐『asilla』を体験してみませんか?‐

アジラの神田プレゼンテーションルームでは世界トップレベルの『行動認識AI』を搭載した最新の『AI Security asilla Ver2.4』を実際に体験することができます。

実際に体験してみると行動認識AIによる異常探知の流れなどのご理解が深くなるかと思います。

ご希望がございましたら開発責任者や弊社社長などへのインタビューなども承ります。

ご興味があるメディア様におきましては最下部のお問合せ先までお気軽にご連絡くださいませ。

国内導入実績No.1のAI警備システム『AI Security asilla』について

asilla ai security は施設管理、警備向け異常検知ツールとして国内導入数No1!

‍‍『asilla』は、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システムです。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知します。映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落としも無くすことができます。

AI警備システム「AI Security asilla」紹介【株式会社アジラ】

『asilla』は様々なものや様々な行動が検知対象です。

検知対象をAIが発見すると検知から1秒以内にモニターやメールなど、設定された通知先に発報いたします。

様々な行動・行為・事象を検知!

実装予定の機能

火事・炎検知

警備上、または施設管理上で大きな脅威になる火事を検知します。

火事を検知するためのセンサーなどの設置は消防法によって義務付けられているところではありますが、屋外をはじめとしたセンサーの検知範囲外での火災を検知することは難しい現状があります。

消防法で定められたエリア以外へセンサーを取り付け運用するコストと比べると、既存の防犯カメラで火災を検知する方がコスト的にも有利に働きます。

不審物検索機能

近年交通インフラや、公共施設などで頻発している不審物による交通遅延や施設の封鎖などが報道などで度々取り上げられる問題になっています。

これらの原因となっている置き去りにされた荷物などのいわゆる「不審物」を自動検知するアップデートが予定されています。

このアップデートにより期待出来ることとして、単純な忘れ物だった場合に持ち主を特定してすぐに返還業務へ移れることや、脅威のある不審物を早期に排除することが出来るため施設やインフラをご利用のお客様への影響が最小限に抑えられることなどが挙げられます。

『asilla』は以下の特徴があります

特許取得の「違和感検知」で事件事故の予兆検知

各カメラにおける行動をAIが自律学習し、通常から逸脱した動きを「違和感」として検知。予期しない危険行動を即時通知することで、事件事故の未然防止に繋げます。

AIの眼で24時間365日モニタリング

数百台規模のカメラ映像もAIが常に映像をモニタリング。異常が起きた際には自動で検知、即時通知し、人の眼だけでは捉えきれない些細な動きも見逃しません。

既設カメラを利用可能、サーバー1台で最大50台分の映像を処理

既設のカメラがそのまま利用可能。初期コストの負担が0。エンタープライズプランでは、サーバー1台で最大50台分のカメラ映像を解析でき、大規模な施設では運用コストも安価です。

セキュアな環境で利用可能

ローカルで完結するネットワーク構成により外部へ映像流出するリスクがありません。

AI警備システム『asilla』は、今後もさらなるアップデートを予定しています。

『asilla』についてのお問合せ

https://jp.asilla.com/contacts

『asilla』のデモンストレーションを体験できる「プレゼンテーションルーム」開設!

https://jp.asilla.com/post/202211-presen


アジラでは個人情報の保護に関する法律、同法の政令や規則及び同法のガイドラインなどの遵守のための基本方針を策定し、データの取得、利用、 保存等を行う場合の基本的な取扱方法を整備しています。尚、アジラが『AI Security asilla』を通じて取得し保有する情報は、原則として姿勢情報や顔情報を取り除いた画像のみにあたり、特定の個人を識別可能な情報は含まれません。


AI憲章:https://jp.asilla.com/ai-charter

情報セキュリティ方針:https://jp.asilla.com/security

プライバシーポリシー:https://jp.asilla.com/privacypolicy

利用規約:https://jp.asilla.com/termsofservice

※プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社アジラ 広報担当 松田

Email:pr@asilla.jp

TEL:080-3404-2743

No items found.
VIEW MORE

CONTACT US

お問い合わせ
製品に関するお問い合わせ・ご相談はこちら