HSARの研究員による骨粗しょう症分析に関する論文が学会で採択されました

2024-02-21

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研究開発

この度の採択論文の概要は以下の通りです。

1.概要&応用例

骨粗しょう症を有する95%以上の人は、医療機関で診断を受けていない潜在的な患者であると言われており、それらの多くの潜在的な患者は、自身が骨粗しょう症であることを知らずのうちに症状が進行していると言われております。

そのため、日常生活において本病気の初期症状の検知を行うことができれば、病院へ受診を促すことで早期治療が可能となり、健康寿命の増大や医療費の削減にも繋がります。

2.成果

アジラ社は、骨粗しょう症に関して高い知見を持つ佐久医療センター整形外科の小川医師(整形外科専門医・公衆衛生修士・医学博士)と共同で、スマートフォンに映る人物姿勢から、骨密度及び骨粗しょう症リスク推定を行うAIを開発し、82%の精度で画像のみから骨粗しょう症の診断を行えることに成功しました。

本研究成果は2024年3月に開催の、Orthopaedic Research Society2024 (ORS2024)に採択され、その有効性が認められました。

論文の全文は以下の学会サイトからご覧いただけます。

Orthopaedic Research Society2024 (ORS2024)

Pose estimation using smartphone camera and prediction of osteoporosis in the elderlies

Takahisa Ogawa, Yoshiyuki Suehara, Nguyen Thi Bao Uyen, Le Anh Tuan and Nguyen Van Son

学会内論文掲載ページがアップされ次第リンクを張りますのでいましばらくお待ち下さい。

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