2021-03-15
ハノイ工科大学卒
2009年 株式会社OSP設立、Co-Founder、CTO就任
2013年 SETA international Asia有限会社に入社、PM
2015年 Asilla Vietnam設立、CEO就任
ハイ氏
「2015年にアジラを立ち上げようと思った理由は2つあります。
まず、2015年のベトナムのIT企業の9割は、人件費が安いというメリットを活かしたアウトソーシングが主流です。
しかし、時間の経過とともに、この労働力が十分な資格を得て、IT企業が十分な資金力を持つようになると、インドや中国で起こったように、アウトソーシングよりも価値のある自社製品を作ることに徐々に移行していきます。
それに伴って人件費も上昇し、アウトソーシングを行っている企業の優位性が失われていく。このような状況を踏まえて、私たちはアシラの設立当初から、自分たちで製品を作る道を歩むことを決めました。
2つ目の理由は、創業者がソフトウェアエンジニアであり、従来のソフトウェア開発が将来的に高い価値をもたらさないことを知っているからです。
ですから、私たちの願いは、コア技術を所有し、ハイテク製品を作ることです。」
ハイ氏
「アジラを設立したときは、高い技術を持った製品を作ることだけが目的でしたが、次に何をすべきかは明確ではありませんでした。そのため、一番苦労したのは、どのような製品を開発するかということでした。この問題に対処するため、私たちはアイデアソンセッションを開催して新しいアイデアを共有し、それに基づいて選択的に製品を作っていました。その中には失敗したものもたくさんありますが、中にはアジラの主力製品になったものもあります。現在も毎年アイデアソンを開催しています。」
ハイ氏
「私たちは、自分たちが最も得意とすること、そして市場が必要とすることを選択するだけです。IVA(Intelligent Video Analytic)では、NLPや音声認識のように言語の違いなどの特殊な問題はほとんどありません。そのため、日本語が話せない当社のエンジニアでも、日本市場の問題を完全に解決することができます。さらに、製品の国際化も容易になります。」
ハイ氏
「アジラは、方向性の選択、強みの発見、市場のニーズの獲得など、多くの課題を抱えながら最初の5年間を過ごしてきました。次のフェーズでは、コア技術を磨き、SDK製品とSDK関連システムを立ち上げることに集中します。
アジラには課題が残っていますが、第一世代の経験と若い世代の融合によって、アジラは近いうちに、大きな目標を達成できると確信しています。」
ハイ氏
「将来的には、2023年に上場することがアジラの今の大きな目標です。その後、東南アジア、ヨーロッパ、北米などの海外市場にも事業を拡大し、IVAの分野でアジラの影響力を世界的なものにしていきたいと考えています。」
ハイ氏
「アジラには、ダイナミックな仕事と挑戦を歓迎する文化があります。常に新しいことに挑戦する機会があります。この環境で挑戦し、失敗も受け入れながら成長し続けてくれることが、才能ある若い人たちに期待することです。」