「AI × 海外就職 × 成長速度」アジラを選ばない理由がない ー新卒3年目のプロダクトマネージャーに聞くー(前編)

2023-07-29

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メンバー紹介

アジラには多彩な個性を持つ個性豊かなスタッフが集まっています。各領域でプロフェッショナルとして活躍するスタッフの「生の声」を通じ、アジラの仕事や働き方をご紹介します。

今回は、アジラのR&D拠点であるベトナムに新卒入社し、プロダクトマネージャー(PM)として活躍する若手社員・稲岡駿(いなおか・しゅん)をインタビュー。

PROFILE・稲岡 駿(Shun Inaoka)
大阪府出身。名古屋大学工学部、名古屋大学大学院環境学研究科を修了。2021年4月にアジラに新卒入社し、ベトナム拠点のプロダクト開発チームに配属。AIのアルゴリズム開発やR&Dチームのマネジメントを担当。現在はPMとしてAI警備システム「AI Security asilla」のマネジメントに従事。
※経歴、役職名、インタビュー記事の内容は取材当時のものです。

「価値観のアップデート」が海外就職の一歩へ

フィリピン留学中での一枚。影響を受けたルームメイトとともに
ー もともと海外へ興味はありましたか?

もともと海外への憧れは持っていましたが、実際に訪れる機会がなく、初めて海外を訪れたのは大学一年生の時でした。

大学入学後は学生寮で共同生活を送っていたのですが、寮には外国人留学生も多く暮らしており、国際色豊かな環境でした。様々な国籍やバックグラウンドを持つ彼らとの日々のコミュニケーションを通じて、いつしか「多様性ある環境こそ自分らしく居られる」と強く感じるようになりました。こうした環境下で過ごすうちに、自然と海外への興味が強くなったように思います。

ー 異文化な環境でこそ「自分らしく居られる」そう思う理由は?

そう感じる理由は2つあります。
1つ目は、英語だと直積的な表現になりやすいからです。
婉曲的な言い回しが多い日本語と比べ、英語での会話だと文法的に直接的な表現が多くなります。加えて、自分の英語力の拙さもあり、シンプルで伝わりやすい表現を使用してきました。次第に英語だとストレートに意見を述べることができるようになってきました。

2つ目は、同調圧力を感じにくいからです。

国籍やバックグランドが違えば、価値観や意見も自然と異なります。例え意見の違いが発生しても「自分の考えが人と異なるのは、バックグラウンドが違うからだ」と捉えられるようになりました。次第に、人と意見が異なっても同調圧力を感じず自分の意見を自信を持って発信できるようになりました。

これらの考えから、徐々に異文化な環境こそ「自分らしく居られる」と思うようになってきました。

ー 海外就職へのきっかけは?

フィリピンへの語学留学が海外就職への大きなきっかけですね。
大学時代はハンドボールに打ち込んでいたのですが、引退後の長期休みを利用し、2ヶ月間フィリピンへ語学留学へ行きました。そこで出会えた現地の人々から大きな影響を受けました。

当時、台湾人と韓国人のルームメイトと共に2ヶ月を過ごしましたが、「なんとなく楽しそう」という漠然とした理由で留学していた僕に比べて、彼らは将来をしっかり見据えた上で留学していました。
留学後はイギリスの大学院への進学やカナダへのワーホリ、ドバイでセラピストを目指すなど、明確な目標を持った上で行動している彼らを目の当たりにしたことで、確実に自分の価値観がアップデートされました。

「国に縛られない働き方や海外長期留学など様々な選択肢が世の中にはある。」

この経験から、考え方が柔軟になり、海外で働くことも選択肢として考え始めるようになりました。

市場価値の高いグローバル人材に
将来性の高い「AIの世界」への挑戦

大学院時代の一枚。研究の成果発表を実施
ー 様々な業界の中で、なぜ「AI業界」へ進もうと思った?

大学では工学部(土木工学)を専攻していました。
ただ、大学院に進んだ頃から論文でAIやディープラーニングの関連の論文が増えてきたり、世間でも話題になってきたことからなんとなく興味を持つようになってきました。

就職活動を迎え、本格的に就職を考えるにあたってAI業界に焦点を当てたのは「世界中どこで働くに当たっても食いっぱぐれることはなさそうだし、数学的な思考を持っている自分には向いている」と感じたからです。
とはいえ、当時はAIに関する知識も経験もなく「このままではいけない」と思い、大学院の教授と相談して研究テーマをAIを使ったデータ分析の研究に変更するなど、自分でできるアクションを少しずつ起こし始めました。

「AI × 海外就職 × 成長速度」アジラを選ばない理由がない

アジラベトナム入社直後の一枚
ー AI企業の中でも、「アジラ」を選んだ理由は?(アジラを知った経緯)

当時はアジラの存在どころか、AI業界に関して深く知らず、就職活動の最中に求人媒体経由で見つけました。「AI業界」「海外就職」「新卒」の条件を元に探すと、該当する企業は数える程なく、そのうちの一つがアジラでした。

ー 「アジラ」への入社への決め手は?

正直、「AI業界」「海外就職」「成長速度」の全てが私のキャリアの軸とマッチしていたので、選ばない理由はないと思いました。
その中でも一番の決め手は、新卒でも海外で働くチャンスがあるという点です。

一般的に、海外で働く(海外駐在)の場合、日本で少なくとも数年、十分にキャリアを積んでから海外赴任を命じられることが多く、入社後すぐに海外勤務が叶うことは稀なケースです。ただ、入社したからといって確実に海外駐在への切符が掴めるという保証はない。特に当初はコロナ真っ只中だったので、海外で新卒で働く経験ができるなんて思ってもいませんでした。

そんな中、ベトナム拠点で働いている一条さんの社員インタビュー記事と出会いました。彼はアメリカの大学を卒業した後、新卒でベトナム拠点にジョインしており、ユニークなキャリアに感銘を受けると共に「自分にもベトナムで働くチャンスがあるのかもしれない」と思いました。実際に面接に進む上で、ベトナム拠点で活躍するチャンスがあると声をかけて頂きました。アジラなら新卒で希望の海外経験が積める。いつ来るかわからない深実な未来よりも”確実”にチャンスを掴みたい。そんな思いから、アジラへの入社を強く決意しました。

休みにはベトナム各地を旅行し心身ともにリフレッシュ
ー 新卒で海外就職という稀なキャリアに対し、周りからの反対や葛藤は?

やはり周りの友人からの反対や家族からの心配はありましたね。「大学院卒」「体育会出身」「英語力」売り手市場で選択肢が多かった中「なんでスタートアップ?」「なんで海外?」と、周りからの心配や反対の声はたくさんありました。周りの声に耳を傾けながらも、やはり自分の意思を優先したいと思い、アジラへの入社を決意しました。最終的には両親含め周りにも思いが伝わり、「やりたいならいいんじゃない?」と暖かく背中を押してくれました。

ー 実際にアジラのベトナム拠点へ入社。実際に働いてみていかがでしょうか?

入社前には、実際に手を動かして開発を進めたり、開発に関わる幅広い業務に携わることを期待していました。実際に入社してみると、AIのコア技術の開発から大規模プロジェクトのマネジメントまで深く広く、裁量権ある仕事を任せて頂いています。自分の成長速度や経験の幅を考えると、アジラを選んで良かったなと思います。

可能性を感じ「AI」と「海外」を軸にキャリア選択をした稲岡さん。後編では現在の仕事内容やベトナムでの海外就職についてお届けします。

▼後編はこちら
「AI × 海外就職 × 成長速度」アジラを選ばない理由がない  ー新卒3年目のプロダクトマネージャーに聞くー(後編)

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