「世界No.1の行動認識AI技術」の証明へーHSARの挑戦

2023-02-16

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研究開発

世界トップクラスの行動認識AIをコアとした警備システムを開発するアジラは、2023年2月に更なるAI向上を目的に人間科学の研究専門チーム・Human Science AI研究チーム(以下、HSAR)を発足しました。本記事では、今後の研究がどのようにプロダクトを通じ社会に貢献できるのか、引き続きアジラCTO若狭政啓に話を聞きました。

目指すは新たな社会インフラの実現
「行動認識AI」の力で安心安全を当たり前の世界に

ー 研究結果はプロダクトを通じてお客様、そして様々な社会課題の解決に。具体的に今後どのような広がりを見せると期待していますか。

弊社のコアテクノロジーは行動認識。そのため現在、プロダクトは警備というニーズが最も高いことから商業施設やオフィスビルなどを中心に展開しています。しかし、より俯瞰して捉えると人間の行動が介在するところであればどこでも適応できると考えています。例えば、商業施設、オフィスビルに限らず、工場であったり、鉄道関連、病院や介護施設であったり。現在は日本マーケットに注力していますが、人間が存在するところであれば非常に高い価値を見出せるものだと思っているため、今後は日本を超えて世界中での展開を考えています。人々がいるところ全てが快適な空間、安心安全な空間になる。そのような社会を実現するには私たちが持つ行動認識AIの技術が必要だと考えて研究開発に日々取り組んでいます。

ー その実現に向け、具体的な取り組みは?

研究チームとしては、ただ研究するだけでなく「世の中の役に立つ、実際に使われる技術」を創り上げることが大切だと考えています。そのため研究結果をプロダクトに実際に投入し、現場の実社会でどんどん使われていく、そのようなサイクルを目指しています。この研究チームはまだ発足したばかりですが、今月末には新たな研究結果が出る予定です。結果次第では、プロダクトへの反映も行う予定です。目標の実現に向け、短期スパンで動いているところではありますね。その一つは、弊社のベースとなる行動認識AIの検知の行動数を増やしていくこと。現在は大雑把な動きが中心ではあるものの、より細かな人間らしい動きも検知できるよう、研究を進めております。

「世界トップ技術」を証明する アジラの新たな挑戦とは

ラスベガスで開催のShow Stoppers Launchit CES 2023にて登壇する若狭CTO
ー 研究結果をプロダクトに繋げ、さらなる価値向上に繋げるHSARチーム、中長期的な目標は?

弊社は行動認識AIに特化した会社ですので、やはりここの分野では負けられないという思いがありますね。そのため、研究チームとして「この行動認識に関する技術で世界ナンバーワンを目指す」というのが目標のひとつです。実績を証明する方法として、今後はアカデミックな場における成果も行う予定です。私たちの研究チームによる研究結果を論文として発表し、アカデミックの世界でも弊社の技術を全世界に受け入れていただく、ということが一つ目標としてあります。

ー 具体的にはどのように動いていますか。

現在、大学との共同研究を進めており、知見を蓄えつつあるという感じですね。目標としては、年内に複数の論文を投稿し、私たちの持つ技術の価値をきちんと証明していきたいと考えております。論文というのは非常に波及効果が高いと感じており、より優秀な研究者に興味を持っていただける可能性もありますし、ビジネス的な観点から見ると「この会社の技術は本当に優れているんだな」という会社としての信頼性向上にも繋がる。そうした部分も期待して、論文発表にも今後は注力していきたいと考えています。

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株式会社アジラ
取締役 CTO
若狭 政啓

2018年に東京工業大学大学院修了後、日揮株式会社に入社。 クウェート国建設現場駐在、プラント設計IT業務に従事。 その後、2020年に株式会社アジラに参画し、行動認識AIに関する製品開発を担当、IVAソリューション事業部統括に就任、2022年4月には執行役員CTO、2023年3月に取締役CTOに就任。

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