太陽光発電所の“死角”にどう備えるか 〜シーエナジー様が「Solar AI asilla」で実現した新しい監視体制〜

2026-03-13

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事例紹介

株式会社シーエナジーでは、太陽光発電をはじめとするエネルギー事業を幅広く展開し、全国各地で発電所の運用・管理を行っています。
発電所の安定稼働を支えるためには、設備の保守だけでなく、防犯や監視体制の整備も重要な要素となります。 

その取り組みの一環として、同社では太陽光発電所の監視体制強化を目的に「Solar AI asilla」を導入しました。 

今回は、関東支社 設備課にて複数の発電所の運用・管理を担当されている久保様に、発電所運用における課題や「Solar AI asilla」導入の背景、実際の運用状況についてお話を伺いました。

株式会社シーエナジー 関東支社 設備課長 久保様

本記事のサマリー

導入の背景:発電所の安定稼働を支えるため、監視体制の見直しを検討

(参考)太陽光発電所を取り巻く環境 【出展】※1警視庁 「第一回 金属盗難対策に関する検討会 資料」(2024年9月)
※2一般社団法人 日本損害保険協会 「太陽光発電設備向け火災保険(企業向け)の事故発生状況等に関する調査研究結果」(2024年2月)
ーー シーエナジー様では全国で太陽光発電所を運営されていますが、発電所を運用する中でどのような課題を感じていらっしゃいますか。

久保様:
太陽光発電所は無人運用が基本のため、日々の保守と同じくらい、実は「セキュリティ対策」が重要なんです。全国で銅線盗難が急増していますが、残念ながら当社の発電所でも実際に被害に遭ったことがありました。

ケーブル自体の損害もさることながら、復旧工事や発電停止による売電損失まで含めると、被害額は数千万円規模に及ぶこともあります。この出来事をきっかけに、発電所の侵入監視体制を改めて見直す必要があると考え、監視方法や警備体制の強化について検討を進めることになりました。

ーー 当時はどのような監視体制を取られていたのでしょうか。

久保様:以前は、センサー検知と駆けつけサービスを組み合わせた警備体制をとっていました。
ただ、風や動物による誤作動で誤報が発生しやすく、その対応には課題を感じていたんです。
また、センサーへの影響を防ぐための除草作業など、運用面での負担も少なくありませんでした。

通知があっても「本当に侵入者なのか」をすぐに判断するのが難しく、現地の状況把握に時間がかかるケースもあり、監視方法の改善が必要だと考えていました。

導入の決め手:カメラによる監視体制とコストのバランスが導入の判断材料に

ーー そうした課題を踏まえて、どのような監視方法を検討されたのでしょうか。

久保様:
センサー監視には運用上の課題もあったことから、別の手法を模索し始めました。
その中で注目したのが、カメラを活用した監視です。映像で現地の状況をダイレクトに確認できるため、当社の発電所の管理体制とも非常に相性が良いのではないかと考えました。

ーー どのような経緯で『Solar AI asilla』を知っていただいたのでしょうか?

久保様:
カメラでの監視に軸足を置いて情報収集をしていた際、インターネット検索で「Solar AI asilla」を見つけたのが最初です。 
発電所のセキュリティを考える上では、侵入のリスクがある場所を常に注視できる体制が欠かせません。その点、既存のカメラ映像をAIが24時間365日解析し、異常を即座に検知できる仕組みは、私たちの求める監視体制に非常にマッチしていると感じました。その後、担当の品川さんから詳しく提案をいただき、導入に向けた具体的な検討が進んでいきました。

ーー 最終的に導入の決め手となったのは、どのような点でしたか?

久保様:
決め手は大きく「運用の効率性」と「コストパフォーマンス」の2点です。

まず効率面ですが、AIが映像から異常を検知し、当社の監視センターへ即座に通知できる仕組みが非常にスムーズでした。
この通知を受けて警備員を出動させられるため、実効性の高い監視体制が組めると感じたんです。

コスト面も決定的でした。従来のセンサーと駆けつけサービスの組み合わせは月額費用が嵩みますが、カメラ監視に切り替えたことで、月額コストを体感で約3分の1まで圧縮できています。

もちろんカメラの設置など初期費用はかかりますが、10年スパンで試算したところ、月額コストの削減分で十分に回収できる見込みが立ちました
万が一、数千万円規模の盗難被害に遭うリスクを考えれば、非常に費用対効果の高い投資だと判断し、導入を決めました。

導入後の変化:発電所の死角をなくし、安心して運用できる監視体制へ

ーー 実際に「Solar AI asilla」を導入されてみて、どのような変化がありましたか。

久保様:
幸いなことに、導入後は侵入などのトラブルもなく安定して運用できています。

これまでは敷地が広いため、全エリアを十分に見守れているのか、どこか不安な部分がありました。しかし、カメラによる監視体制を整えたことで、発電所全体の状況が把握しやすくなり、心理的な安心感が格段に高まったと感じています。

以前のセンサー監視では、通知があっても「現場で何が起きているか」を即座に判断するのが難しい場面もありました。今はカメラ映像で状況をダイレクトに確認できるため、管理体制として非常に手応えを感じています。

ーー 運用面で特に印象に残っていることはありますか。

久保様:導入当初、実はカメラの配置によっては監視が届きにくい場所もありました。そこをアジラさんと相談しながら、設置位置や角度を細かく調整していったんです。その甲斐あって、今では死角がほとんどなくなり、発電所全体を網羅できる体制が整いました。

「見えていない場所があるかもしれない」という不安がなくなったことで、運用側の安心感は以前とは比べものにならないほど大きくなりましたね。

ーー 導入後のサポート体制についてはいかがでしょうか。

久保様:
運用していく中で、一時的にカメラ映像が確認できなくなるようなことがありました。その際にアジラさんへ相談したところ、状況を確認しながら原因の切り分けや対応を進めていただき、比較的早い段階で復旧することができました。

発電所は遠隔で管理している拠点も多いため、こうしたトラブルが起きた際に状況を一緒に確認しながら対応してもらえるのは助かります。導入して終わりではなく、その後の運用までしっかりサポートしていただける点は、大きな安心感につながっています。

成果と今後:安定運用を支える『AIの眼』これからの太陽光発電所を守る一つの選択肢として

ーー 最後に、太陽光発電所の防犯対策や監視体制を検討している事業者の方へメッセージがあればお願いします。

久保様:
太陽光発電所は基本的に無人で運用している場所も多く、日常的に現地の状況を確認することが難しいケースもあります。そのため、侵入や盗難といったリスクに対してどのように監視体制を整えるかは、多くの事業者にとって共通の課題ではないかと思います。

当社も、実際に盗難被害を経験して初めて、監視体制を見直す重みを痛感しました。今、AIによる解析を取り入れ、発電所全体の状況がいつでも映像で確認できるようになったことで、以前とは比較にならないほどの安心感を得られています。

発電所の安定稼働を守るという観点からも、こうした高度な監視システムを導入することは、非常に大きな価値があると感じています。

ーー 今後、アジラに期待することがあれば教えてください。

久保様:
今後は、夜間の検知精度や検知距離がさらに向上していくことを期待しています。
発電所は夜間の監視が重要になるため、検知できる範囲が広がれば、より効率的な監視体制を構築できるのではないかと思います。

例えば、1台のカメラでカバーできる範囲が広がれば、必要なカメラ台数を減らすことにもつながります。
そうなると初期コストも抑えられるため、他の発電所への展開もしやすくなると感じています。

「Solar AI asilla」が今後さらに進化していくことで、発電所の監視ソリューションとしてより多くの現場で活用されていくことを期待しています。

Solar AI asilla」とは

発電所の防犯に求められるのは、素早い検知と確実な対応。
「Solar AI asilla」は、AI × 監視カメラ × 威嚇デバイスで万全のセキュリティを実現。
誤検知を抑え、侵入リスクを最小化し、大切な施設を守ります。

太陽光発電所の運営管理や防犯対策に関する課題をお持ちの事業者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

<お問い合わせURL>

https://tayori.com/f/asillacontact/

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