AIを活用した人数カウントとは?〜人数測定の主な手法とAI活用の必要性〜

2024-03-19

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コラム

商業施設やイベント会場において、人流の把握や人数のカウントは、売上の増加、安全性の保証、さらにはサービスの向上に不可欠な要素となっています。さまざまな計測手法が存在する中で、AI技術を駆使した人数のカウントへの関心が高まってきています。

この記事では、人数カウントの重要性とそれを実現するための各手法の長所と短所、『AI Security asilla』を利用するメリットについてご紹介します。

リアル環境における人数計測の必要性

商業施設やイベント開催時において人数カウントを実施することにより、得られるメリットは主に以下の3つが挙げられます。

◆来場者数を把握し、運営戦略やマーケティング活動に活かす

来場者数を把握することは、商業施設やイベントの売上と顧客満足度を高める上で非常に重要です。日々の来場者数は、効果的なマーケティング戦略や販売計画を立てるための基礎となります。来場者データの分析により、人気のある日時を特定し、特別なプロモーションやイベントを計画することができ、これによりさらに多くの顧客を引きつけることが可能になります。

◆警備員やスタッフなど最適な配置・体制作りに活かす

来場者数の把握は、警備員やスタッフの最適な配置や体制作りにも活かすことができます。

例えば、来店数の多い時間帯や曜日にはスタッフを重点的に配置したり、同時に警備員を増員することで安全確保に繋げることができます。一方、来店数が想定よりも少ない場合にはスタッフ数を調整し、無駄な人員配置を避けることも出来るでしょう。

このような効率的な運営の実現により、売上向上や安全性向上に繋がるとともに、顧客満足度の向上も期待できます。

◆非常事態発生時の速やかな人数把握・安否確認に役立つ

地震や災害など非常事態が発生した際には、速やかな人数把握や安否確認が大切です。
もしも災害が起きた場合、人数カウントを導入していれば施設内の人数を把握でき、必要に応じて適切な対応が可能となります。

常時、施設において人数カウントを実施することは、通常の施設運営での活用に留まらず、災害時などの施設運営時にも有効的に役立てることができます。

◆主な人数カウントの手法

人数カウントの方法には、主に以下の手法があります。

◆手動による測定

施設や店舗の入口に専任スタッフを配置し、手動で数える方法です。
手動による測定のメリットは、人の確保さえ出来れば人数カウントを実施することができ、スピーディに開始できます。

ただし、人の手による測定のため、カウントミスやヒューマンエラーが起こる可能性が大いにあります。取得データの正確さが課題となり、また、人件費がかかる点も懸念されます。

◆センサによる測定

センサを活用した人数カウントの方法もあります。
例えば、光を利用して物体の有無を検出する光電センサに電子カウンタを組み合わせた方法や、広範囲での計測には空間の物理的な形状データを出力することができる測域センサを利用する方法があります。
センサを活用する方法のメリットは、ヒューマンエラーや人件費の心配がなく、正確なカウントが可能です。ただし、設置コストがかかる点や、センサの種類によっては検知可能距離が短く、検知が正しく行えないなど、カウント精度に課題がある可能性があります。

◆カメラ映像をAIで分析した測定

カメラ映像をAIで処理し、人数をカウントする方法もあります。

この方法は、AIが映像から人を検出し計測を行うものです。カメラ映像を使ったものになるので、24時間365日欠かさず計測できることがポイントです。また、AIによる計測で、一定の精度が保たれ一貫性のあるデータ取得が可能となります。

ただし、新たにカメラを設置する必要があり、設置コストや導入に時間がかかる点が懸念されます。

◆人数カウントといえばAI警備システム『AI Security asilla』
〜asilla導入 3つのメリット〜

『AI Security asilla(以下『asilla』)』は、人の動きに対しての検知に特化した行動認識AIを採用しています。世界トップクラスの独自技術により、高い精度で既存の防犯カメラからの映像で人数をカウントすることが可能です。

ここでは、人数カウントに行動認識AIを活用したAI警備システム『asilla』を導入するメリットを3つ解説します。

◆メリット① 防犯カメラをそのまま活用!人数カウント以外にも防犯性の向上も実現

『asilla』は、既存の防犯カメラをそのまま活用し、画角内の好きなエリアにラインをひくことで、そのエリアを通過する人の計測が可能です。

また、『asilla』はカメラの映像をフルモニタリングし、通常の行動から逸脱する不審行動や違和感を検知する「違和感検知」により、事件事故などが発生した際にはリアルタイムでアラートを出し、スピーディな対応が可能となります。そのため、人数カウント以外にも防犯性の向上にも活用することもできます。

◆メリット② 初期コストゼロのため、スピーディな導入が可能

『asilla』は既存の防犯カメラにAIを搭載するため、AIを導入する際に必要な初期設定コストが不要。
また、導入時には各現場の設置環境に合わせたカメラとシステムとの連携や、学習中のAIの調整なども全て無料で提供しているため、長期運用時のコストも抑えることができます。
そのため、複数の施設を保有する企業にとっては設置コストを抑えつつ、人数カウントだけでなく効率的かつ安全性の高いセキュリティ体制を実現します。

◆メリット③ 24時間365日抜け漏れのない人数カウントが可能

AIの眼は疲れ知らずのため、例え防犯カメラが100台でも1000台でも、映像のモニタリングと人数カウントを同時に実施することができます。
このようなAIによるモニタリングで、映像内のデータを抜け漏れなく、同一精度において計測できることがポイントです。

人数の計測に大事なことは、同条件でデータを蓄積し比較、分析することです。人数計測で終わらず、次に繋がる施策に活かすことができる計測方法を提供できます。

AI警備システム「AI Security asilla」の仕組みや特徴、選ばれる理由など知りたい方へ

◆これからの人数カウントは「AI Security asilla」を!
〜防犯カメラ×AIを活用した次世代の『AI警備システム』〜

売上向上や安全確保のために重要視されている人数カウント。

『asilla』は既存のカメラをそのまま活用できるため、新たな投資や手間など負担なく、AI警備の導入を行うことが出来ます。そして、警備員の負担を軽減しつつ、AIによる24時間365日の徹底したサポートにより、抜け漏れない高品質の警備の提供を行うことが可能となります。

警備品質の更なる向上のためにも、ぜひAI警備導入をご検討してみてはいかがでしょうか?

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