【学校の安全性向上に関する意識調査】保護者のうち4人に3人がAIを活用した学校内の警備に期待

2024-01-11

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コラム

【調査概要】
調査テーマ:学校の安全性向上に関する保護者の意識調査

調査対象:子供を持つ全国の20歳から59歳までの男女500名

調査期間:2023年11月8日〜同年11月9日

調査方法:インターネット調査

近年、子供の学校選びにおいて安心と安全が重要視されています。このような背景のもと、学校側でも防犯強化を図っていますが、セキュリティ向上には改善の余地があり、万全と言える状態ではないのが現状です。

株式会社アジラ(東京都町田市、代表取締役CEO木村大介)は、保護者の安全に対する意見や要望を把握し、学校内における更なるセキュリティ向上に役立てることを目的として、「学校の安全性向上に関する保護者の意識調査」を実施しました。この記事では、その調査結果の一部を紹介します。

【記事等でのご利用にあたって】
※当調査内容は株式会社アジラに著作権がございます。
当調査内容を引用される場合は、出典:『株式会社アジラ』及び本アンケート記事のURLを必ず明記いただきますようお願いいたします。
《例》
出典:株式会社アジラ
https://jp.asilla.com/post/column-attitudesurvey02-20240111

学校は安全と回答した保護者は76.4%
一方で、周辺地域の治安に不安を感じる保護者は過半数という結果に

学校の安全性のみを対象とした「Q1.子供は学校で安全に生活できていると思いますか?」という質問に対し、全体の76.4%が「強くそう思う(12.4%)」「そう思う(64%)」と回答。

一方で、学校の周辺地域に対象を広げた「Q2.子供の通っている学校や周辺地域の治安についてどう感じていますか?」という質問に対しては、過半数に近い46%が「不安に感じる(11.8%)」「どちらかといえば不安に感じる(34.2%)」と回答しました。

過去には大阪府池田市にある大阪教育大学附属池田小学校で起きた児童殺傷事件(2001年6月)が発生。本事件を教訓に、学校側は事件の予防や被害の最小化に努めるべく、校内のセキュリティ対策を強化しつつあるものの、最近でも2023年3月に埼玉県内の中学校において教員切り付け事件が発生しており、完全な安全対策が取られているとは言い難い状況と言えるでしょう。

このような背景から、<u-line>保護者の中には現時点では学校は安全と感じているものの、昨今の状況を背景に環境に不安を覚える保護者も一定数いることが伺えます。<u-line>

治安悪化を背景に、7割以上の保護者が学校選びで安全性・セキュリティを重視

学校選びにおいて学内の安全性とセキュリティをどの程度重視するのかという問いに対し、全体の73.8%が「非常に重要度が高い(18.8%)」「比較的重要度が高い(55%)」と回答。
男女別で見ると、「比較的重要度が高い」と回答したのは女性の方が回答率が高い結果となりました。
このことから、男性よりも女性の方が学校選びにおいて安全性を求める期待感が高い傾向にあるといえます。また、<u-line>「重要度が高い」と回答した人のコメントには大きく「安全面への懸念」「昨今の治安への懸念」「施設のセキュリティに関する懸念」を示すものが多く見られました。<u-line>

〈自由回答〉(一部抜粋)
◆安全面への懸念
「安全は全ての基本だから」(男性/47歳)
「安全でないと子供を預けられない」(女性/53歳)
「学びに集中するためには心身の健康が最も大切。 安心安全な場所にいるべき」(女性/47歳)
「子どもの安全が1番大切なので、車や人通りの多さなどを気にしたい」(女性/27歳)

◆治安への懸念
「子供に対する犯罪は増えているから」(男性/47歳)
「小学校に侵入して殺人事件も起きているから」(女性/31歳)
「小さい子供を狙った犯罪が増えているから」(男性/34歳)
「池田小学校の事件とか、怖いことがあったため」(女性/48歳)
「物騒な事件がとても多いから」(女性/27歳)

◆施設のセキュリティに関する懸念
「最近、無差別に狙う事件も、恨みを持って犯行に及ぶ事件も多く、誰でも入れるように門が開けっぱなしの時があるから不安になる」(女性/45歳)
「学内のセキュリティが甘く外部侵入ができてしまうと不審者が入り込めてしまう。学内の作りも危ない箇所があると思わぬ事故につながったりするので気になる」(女性/40歳)
「学校は大勢の子供が登下校して先生の目が行き届かないこともあるので、子供が安全に家に帰り学校で生活できるようにしてほしい」(女性/51歳)

「門にだれかいるわけではなく、勝手に人が入ってこられそうなセキュリティの甘さが気になる」(女性/39歳)

「視覚や見通しが悪い場所が多い」(女性/23歳)

回答者の4人に3人がAI活用による学校内の防犯・警備体制の強化に期待

「学校内の防犯警備にAIを活用することに対してどのように感じますか」という質問に対し、全体の77%が「(AI活用に関して)肯定的に感じる(21.6%)」「どちらかといえば肯定的に感じる(55.4%)」と回答しました。

前述のQ2の調査結果より、回答した保護者の約7割が学校選びにおける安全性とセキュリティの重要性を強調しています。これを受けて、保護者の期待に応えるためには、従来の方法を超えた新しい技術への投資が必要です。特に、防犯カメラとAIを組み合わせた技術など、先進的な安全対策が求められていると言えるでしょう。

調査資料の続きはこちら> https://jp.asilla.com/downloads

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警備システム「AI Security asilla」とは?

警備システム『AI Security asilla』は2022年1月末のリリース以来、大型複合施設や商業施設を中心に、オフィスビル、医療介護施設、大学キャンパス、駅やインフラなど様々な施設への導入拡大が進んでいます。

アジラの提供するAI警備システム「AI Security asilla」導入の場合、今お使いの防犯カメラをそのまま活用できるため初期費用がかからず、コストを抑えた上でのスピーディな防犯対策を推進することができます。 警備を依頼する施設側にとっても大きなメリットとなるため、セキュリティ強化を検討している警備会社の方はぜひアジラのAI警備システム「AI Security asilla」をご活用ください。

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